クグロフ 作ってきました。
パンの先生きよみさん♡
きよみさんの作る物は全て優しい。
食べ物って人柄が反映される。
優しく、柔らかい、包み込むようなパン。 です。
クグロフ は アルザス地方のお菓子パン
アルザス地方とは フランス、ドイツ、オーストリア 等の国境あたり。
で、
このクグロフの歴史は意外とあって、
マリーアントワネットが好んだお菓子で
オーストリアからフランスに嫁入りする時に持参したレシピだとも言われてます。
国境周辺なので、フランスのクグロフ、ドイツのクグロフ、オーストリアのクグロフはちょっとずつ違うみたいです。
食べ比べても面白そうですね。
クグロフとは、ケーキ型 の名前。
なのでこのケーキ型で焼けばクグロフになるのだけど、
今回は、
・レーズン&杏 (きよみ先生のお手製の洋酒漬け)
・ダマンド(バターとアーモンドプードル、卵、砂糖、等を混ぜ合わせたもの)
・チョコレート
を生地にくるんと包んで焼きました!!
焼き上がり
からの
チョコレートコーティング with ピスタチオ
これは16世紀のマリーアントワネットも虜になりますね。
嫁入りレシピに持っていきたくなりますね。
あと
もう一品作ったのが タルトフランベ
アルザス地方のピザ。トマトソースではなくフレッシュチーズ等を使うみたい。
山あいで寒いところだから、トマトより乳製品のほうが入手しやすかったのかな。
これがですね、
意外なくらい美味しくて。
優しくソテーされてるタマネギの甘みとベーコンの美味しい旨味が絡み合いフロマージュとマッチしてます。
そんなに乳製品が好きではないのだけど、
これは、
マカロニグラタン、や ドリア などにもいろいろ応用出来そうです。
この絶妙なレシピにその人となりがでるのだろうな〜。
優しいです。ほっこり。
お供に
サラダ、キャロットラペ、柿とカブのマリネ。
に
ちょっとしたTIPSで ナッツ系を砕いて、美味しい塩 と スパイスを混ぜて作られた、
シーズニング。
これも美味しくて、
いろいろかけて使えそう。
アルザス地方の人々はクグロフを日曜の朝にはたべているとか、
特別な日の祝いのお菓子だとか
ベーコン&タマネギを入れて調理パン的にたべているとか
その国によって
すこしずつ食べ方や調理方法が違うのもおもしろいです。
食べ物を通じて知る、地方の歴史 や生活 はその地方の 時代を超え空想旅行 しているようですね。
クリスマスにはタップリとチョコレートをかけて
クリスマスケーキのように仕上げるのも美味しそ。
時間をかけて手間ひまかけてつくるものはその人の人となりがさらに浮き上がるような。
これは食事だけではなく、クリエーション全てに通じる ☆
このクグロフは、
清美先生の包み込むような優しい人柄がでてました。
Beauty is power / Make up is fun
5.cinq.